師を偲びて

人の言葉に道に守破離ありと言う

 

我が心に問う

 

雪中に開く椿の如し 日々風情かわる されど 道根に咲く花なり

 

道の法守り守りて 行間の見えざるを観 感じざるを観じるが破離なり

 

守破離とは同根一元なり その道を歩むもの守破離なし

 

誠 志 覚悟 あるのみ

 

利休曰く 規矩作法 守り尽して破るとも 離るるとても 本を忘るな 

 

なさんと欲する処をなして 矩をこえずの境地なり

 

道は絶対の理なり 守りても守り尽せぬ大道なり

 

我れ我を叱る 驕るなかれ 素直たるべし

 

今日師を偲ぶ日にあたり私の心を述べ辞とします

 

師の志に座す 心地よきこと

 

春風にあそぶ梅香の如し  

 

    平成二十年三月二日 

 

              合気道研修会道場長 山本益司郎

 


師を偲びて

山口清吾先生今どの様にお過ごしですか、先生と直接お話しをする事が出来ませんが、私の心と身体の中では先生のすべてが、永遠の命として生き続けております。

 

先生は事に触れ開祖植芝盛平先生の合気道の偉大さを説かれておられました。又終生を合気道の求道者として道を歩まれ、その覚悟の凄まじさを、心身に重く感じております。

 

先生の教えに、稽古修行の根本である誠の道とは死と生を超越した覚悟が必要で有る事を、ここに心新たに思い浮かばれます。

 

私ども研修会道場は先生の教えと志を頂き、稽古生をはじめご縁ある方々の協力のもと合気道の修行に励んでおります。

 

これからも開祖の教え歴代の道主に礼を尽くし、山口先生の教え、志を大切に、合気道の修行に努めます。

 

先生の遺稿の一部を記して私の心に刻みます。

「大先生は武術の上のみならず、深く天地自然の理法、万物創造生成発展の理法としての、合気呼吸法を説かれた。技を極め様とする者は、まずその精神理法即ち道に目を向ける事が肝要である。」

 

最後に、ご縁ある方々に心底より感謝いたして終ります。  

 

平成十九年一月二十八日

 

合気道研修会道場長 山本益司郎

 


師を偲びて

光陰は矢の如く、先生とお別れして7年になります。

 

優しくてその中に凛としたお姿が昨日の様に私の心身全てで感じ観えています。

 

開祖植芝盛平先生、恩師山口清吾先生、諸先輩のお陰を頂き、又稽古生皆様の協力のもと研修会道場は日々成長致しております。これも皆々様のご厚情の賜と心より感謝致しております。

 

先生の教えを思いうかべるなかで、誠は道の根本であり、合気の本体である。合気は道の要諦であり、理にして術である。覚悟は行道の大事であり、覚悟のあり方である。

 

これは合気道修行のうえだけでなく、そのまま日常生活人生の指針となるべきである。と教えられました。

 

愚かな私には大変難解ですが一歩一歩生涯を賭して進みます、又研修会道場の基本理念とします。

 

開祖の魂、先生の魂が合気道を志すものに光明を与え導き下さることをお願い致し、今日の言葉とします。

 

平成十五年一月十八日

 

                 合気道研修会道場長 山本益司郎